2006年02月08日

大英(靴)帝国

-英国女性が生涯に費やす金額は3万1千ポンド(約620万円)-


英国女性は生涯に平均1973足を安売り靴店から、72足をジミーチュウのような高級デザイナーから購入する!自分で買い物を始めるのが14歳と仮定すると、月平均で40ポンド(8千円)、80歳までには合計31,680ポンド(約620万円)を靴に費やす計算となる。事実、44%の女性が買い物の最大の弱点が靴だと認めている。(何が何でも買っちゃうってこと?)。チャーチル・ホーム保険会社によると、女性の86%は
1ヶ月に最低1足は購入するとのこと。

靴といえば、英国は消費者だけでなく、作り手の方もすごいんです!!紳士靴ならエドワード・グリーンでチャーチだし、婦人靴と来た日にはジミーチュウにマノロ・ブラニク(米ドラマsex&the city)にエマ・ホープ(ウェディング・シューズ)。特に紳士靴の製法はGood Yearと呼ばれる歴史と伝統に裏打ちされたスグレもので、有名な仏靴メーカーのJMウェストンも自社の職人をチャーチ社に留学させたほど。

靴で留学といえば、イギリスには世界でただ一つ、靴のデザイン&メーキングで学位を取れる大学があるんです。それがあの、数年前にロンドン芸術大学ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションに併合された学校コードウェイナーズです。ジミーチュウやエマ・ホープ、パトリック・コックスはみな、キラ星卒業生です。

それでは話のついでに、そのロンドン・カレッジ・オブ・ファッションが運営しているディプロマ・コース(1年間課程)の内容をちょっと解説すると、

公式コース名は{ Diploma Cordwainers Footwear}、次のユニットで構成されています。

● Design Development
● Pattern Cutting Techniques
● Construction Techniques
● Professional Techniques
● Pattern Development
● Creative Construction Processes
● Professional Context and Progeression

見てお分かりのようにデザインだけでなく技術面も充実したカリキュラムになっています。
いくらデザインが斬新でも履けなけりゃ、(しかも快適に)意味ないもんねー。つまりこの
コースの目的はデザイナー+職人の養成。1年コースの他にFdA(準学位課程)、BA(学位課程)
MA(大学院課程)コースがある。


投稿者 unicon : 2006年02月08日 18:01