2009年09月30日

タイポリサーチ

さて、ほとんどの人はコースが開始し忙しい日々を過ごしていると思います。
いかがお過ごしですか?

今回は「差がつくポートフォリオの作り方」とサブを心の中でつけてみましたが、そこまで仰々しいわけでもなく、かといって侮れないTypography(フォント)についてのお話です。


コースが進めばプレゼンの回数も必然的に増えていきます。
時にはプレゼンボードを作ったり、作品にフォントが使われていたりと、意外と登場回数が多い割にないがしろにされているTypography。
しかし、欧米におけるTypoの重要性は日本のタイポに対する扱いとは比にならないほど高いのです。


リサーチの重要性は渡英前はユニコンから、渡英後はTutorから嫌というほど言われているのに作品に使うTypographyのリサーチはちゃんとしていますか?

Typoにはひとつひとつ歴史があり、ストーリがあり、それを忘れて
見た目がカッコいいし~
なんてユルイ気持ちで使っているとマジで、恥かきます

そんな恥かき使用法を日本の欧文タイポの使い方でよく見かけることに気づいたので今回はこの話にしてみました。

欧文フォント発祥の地、ヨーロッパでは各国間の軋轢や癒着などが昔々からあり、Typoに関しても歴史的問題は深く関わってきます。
日本では大した問題にならないかもしれませんが、イギリスにいる君たちはこの面倒なお国事情に対応して作品を作る必要性があるのです。

たとえば↓のTypofaceは「Gill Sans」というのですが、「イギリス人の誇り!」と某タイポ雑誌で語られたこともあるくらい有名なイギリス系フォントのひとつです。


が、この意味を知ると「イギリスって…」とちょっと考えてしまうかもしれません。
もちろん、これを使って作品を作るとそういう目線で見られます。
(気になった時は人に聞く前に自分で調べよう☆)

そして、Gill Sansで、犬猿の仲・フランスについて語った内容を作るとやっぱり白い目で見られます。


Typographyもしっかり作品のコンセプトを反映させるツールなのです。
ないがしろにせず、面倒かもしれませんが、しっかり作りこんでいくことでポートフォリオの質も上がります!

とりあえず手始めに自分の出身校のロゴで使われているタイポなどを考えてみてはいかがでしょう?

投稿者 unicon : 2009年09月30日 16:08