Textile Design Workshop ユニ子のひと冬の経験 -その5-
とうとう最終回を迎えました、ユニ子のいろスペ・ひと冬の経験@セントマ。
最終回の今日はTextile Design Workshopをご紹介します。
テキスタイル系のコースも人気のある分野ですね。
ユニ子が見学したのは最終日だったのでさすがにデザインや製作の部分はほぼ終わっていて、学生はプリントしたものを乾かしたり染めたものに洗いをかけたり、完成したテキスタイルでバッグを作ったりさらに刺繍をしたりという仕上げの段階。キモになる部分は前日までに終わっている様子だったので、スタジオ見学自体は染め・洗い用の部屋、スクリーンプリント用の機械、編み用の機械、乾燥用の棚などを物色し、学生たちがめいめいに作業している様子を覗くくらいのさらっとしたものでした。それでも、特殊な機械や道具のオンパレードを見ていると、こういうコースはジュエリー製作と同じで「この場に来ないとできない」特殊なものだなぁと改めて感じました。
さすがにファッション系はアジア学生に人気があるため、今回のテキスタイル・コースにもアジア人が3~4人くらいいて、今回見たコースのなかで最もインターナショナルなクラス構成でした。
さて、一通り教室を見たあと、「じゃ、今日のハイライトの部屋に行こうか・・・これはすごいぞ、ぶつぶつ」とつぶやきながら案内人が歩を進めるので、「ん??」と思いながらユニ子がついていくと、何の変哲もないチューター(教師)の部屋の前に到着。オーイ、と言いながら部屋に入るスタッフについていくと、そこには超ハイテンション・立派な体格・独特の風貌のオバチャンが・・・って、先生なのだが。しかも、彼女は私の顔を見ると「まぁっ!!元気にしてた?!」とまるで昔なじみのような態度。「えーっと・・・?」とたじたじのユニ子に、たたみかけるように「あらっ?!私たち以前会ったことなかったかしらぁ~ん?!あなた、チェルシーでテキスタイルの学生じゃなかったぁ?!?」と言い募る相手。いや・・・・・
何を隠そう、これがある意味今回の見学のハイライト、キョーレツな「伝説的教師」マーガレット・キャンベルとのご対面でした。とにかくパワフルででかい彼女、アイルランド訛りのよくわからない英語でがんがんマシンガントーク、なんだかんだと結局一時間近く拘束(?)されてしまったユニ子と案内人・・・疲。
とはいえこのマーガレット、おおらかで面倒見のいい性格があふれ出ている人で、参加学生の名前やバックグラウンドを逐一把握していて驚き。彼女のコースに海外から何度もリピートして来る学生がたくさんいたり、過去の学生の結婚式によく呼ばれたりというエピソードにも頷けます。
ジュエリーの教師もそうだったけれど、とにかくセントマの教師陣は個性豊か。こういったヒトたちは日本の「先生」にはなかなかいないだろうねー・・・としみじみ感じます。そして、来ている学生も人種、性別、年齢、立場などが本当にバラエティ豊か。とくにクリスマスやサマーなどの休暇中のコースは英国人、他ヨーロッパ、北米、中南米、アジア、オーストラリア、アフリカと色とりどり。男子、女子、その中間、19歳、28歳、35歳、年齢不詳、浪人生、現役アート学部生、経済学部生、デザイナー、弁護士、先生、主婦、主夫・・・言い出すときりがありません。普段の生活ではお互い絶対に出会わないようなこういう人たちと机を並べて「アートする」という経験はセントマでもなければそうそうできることではないでしょう。
ショート・コースはまさに本コースのショーケースで、短い時間・期間とはいえ、そこにはばっちり「セントマのセントマたるゆえん」がぎゅっと濃縮されて詰まっています。これから学部へ進む君が進路選択の助けに使うもよし、実社会で経験を積んだあなたがちょっとしたご褒美と感性の刺激剤として使うもよし、だれてきた英語学校生活のリフレッシュに使うもよし、常々興味はあったけど機会がなくてできなかったコトを新しい趣味としてここからスタートさせるもよし。どんなニーズにも幅広く対応できる、ケッコウすごくない?というコースがセントマのショート。わたちもまた数年ぶりに始めよっかな。それでは皆さん、半年後、ばったり教室でお会いするかもしれません?!
投稿者 unicon : 2008年03月03日 10:21