大学コース説明会レポート、面接・留学体験談

File.3 相川光子さん 「なぜアート?なぜ留学?」

ファウンデーション・コースのクラスメイト(18歳)に「あのさミツコ、失礼な質問してもいい?キミって何歳?!」とおっかなびっくり聞かれるトシになって、ゼロからのアート留学に踏み出した相川さん。そもそもどうして「アート」だったのでしょう?そして、どうして「海外」だったのでしょうか?このあたりの疑問を、単刀直入に相川さんにぶつけてみました。


会社を引退したらアート、というのは、ずっと思ってらしたんですか?

「いえ、そういうわけじゃないんですよ。もちろん絵を描くのはずっと好きでしたけど、20代の頃に油絵のサークルに入ったりね。でも、それももうウン十年まえの話で、ずーっと何もやってなかったんです。それが、5~6年前かな、小さな新聞広告で、400字詰め原稿用紙5枚に子供向けのお話を書いた作品を募集していて。当時私は犬を飼い始めたばかりだったので、その犬のことをお話にしてみようと思い立って書いたんです。すると、絵をつけたらおもしろいんじゃないかしら、というアイデアが湧いてね。絵本なんて素敵じゃない?と。で、とりあえず描いてみたんですけど、ぜ~んぜんお話にならないの、下手で!で、こりゃだめだ、ってことでちゃんと絵の勉強をしたいなぁと思ったのがそもそものきっかけです。それで、どうせやるんならちゃんとやりたい、と思って、じゃあ学校に行こうかなと。」


なるほど。しかし、学校に行ってまた一から全部を始める、というのは相当な決意のような気がしますが。

「そうですね。私もやっぱり昔は歳を取ったら人生終わり、みたいに思っていたんですよ。それが、これもまた新聞かどこかで、おばあさんが孫に将来の夢を聞いたら、逆に「おばあちゃんの将来の夢はなに?」と聞き返された、というのを読んで、ははぁー、と思ったんです。普通聞かないでしょ、年寄りにそんなこと。でも考えてみれば、確かに歳を取ったからといって将来も夢もないと思うのはおかしいな、と、そう気づいたわけです。なるほどー、と思いましたね。それで、定年まであと3年なら高校1年生と同状況。高校生だったら卒業後の進路を決めていなければ親とかから非難されるのに、年寄りだからと自分勝手ではいけない、3年間に次の進路に向けて準備しなければと、考えたときに今が60で、今の平均寿命からすればあと少なくとも20年は生きるわけだよね、と。それを考えたときに、ああ、まだまだあるじゃん、だったらまだ新しいことをはじめてもイケるんじゃないか、と思ったんです。私がどこかの学校に入るということは、その席を取れるはずだったもう一人の人を追い出しちゃうことになるわけです。でも、20年あれば某かのことはできるわけだし、だったらそれくらいのことしちゃってもいいのかな、と思ったのです。世の中、金さん銀さんみたいに100歳になってから活躍する人だっているし、私もまだまだこれからだよね、なんて思って。それに、私「学校」っていう場所がどうも好きみたいなんですよ。社会人時代も、何かしら学校や勉学の場に縁があって、やはりこういう接点はずっと持っていたいな、と考えた、というのもあります。そうこう考えているうちに、職場の女の子にブリカンをすすめられて、英語コースに通い始め・・・そして留学フェアでユニコンの方々にお会いしたわけです。それで、行く前に少し準備をしておこうと、日本の美術大学の通信講座をとってみたりもしましたし、そこからだんだんと計画が具体的になってきました。」


そうだったんですね。それにしても、どうして海外に出ようと思われたんですか?
例えば、通信教育を受講なさっていた国内の大学に進学するとか、そういう可能性はお考えにならなかったのでしょうか?

「うん、それは、海外に住みたいってずっと思っていたんですよ。それはもう単純に。実は一度、26歳くらいのときにロンドンには来ているんです、半年くらい。でも、仕事の関係で長くはいられなかったし、いつか本格的に異国の土地で暮らすことをしてみたいな、と考えていたので、せっかく学校に行くんだったら海外で、と決めたんです。」


海外に興味をもったそもそものきっかけというのは何でしょう?
何か思い当たることはありますか?

「私たちが子供の頃って、ちょうどテレビ放送が始まったばかりで、アメリカからいろいろ入れたりしていたんでしょうね、ディズニーランドがよく流れていたんです。家族連れが楽しそうにしていたり、副大統領のこどもがはしゃいでる、みたいな幸せそうな映像が繰り返し放映されていました。それを見て、小学生の私は「ディズニーランドに行きたい!」と思ったんです。それがたぶん一番最初に海外に興味を持ったきっかけかなぁ。」


なるほど!そんな原体験があったとは・・・。
それで、そのディズニーランド行きの念願は叶ったのですか?!

「ええ、23歳のときに、当時出ていた英語を勉強する若い人のための薄い冊子にあった広告に応募して、アメリカでホームスティと大学研修をするという5週間のプログラムに行きました。これが始めての海外体験でした。日本全国から百数十人という単位で行って、アメリカ中に散らばったんですが、そのときに念願を果たすことができました。わたしのホストファミリーは、メキシコに行くからディズニーランドには連れて行ってあげられないわ、なんて言ってたのですが、別の子がステイしていたご家族が行くというんで、そちらに便乗して行きました。楽しかったですよ。ちなみに、このアメリカ旅行中に円が固定相場制から変動相場制に切り替わり、1ドル360円だったのが308円になり、大ショック!!!なんてのもありましたね。」
 
 
 
 
 
・・・と話を聞けば聞くほど興味深いエピソードが出てきて、「そういう経緯があって今このロンドンで学生として生活されているのか」と、なんだか感動を覚えたユニコンでした。
日記、楽しみにしているので今度もよろしくお願いします、というと、「そうなんですよ、もう忙しくて。今月はそれどころじゃなかったから・・・!また時間を作って書けるようにしたいと思ってますから。」と楽しみなお返事をいただきました。今後の活動に乞うご期待です。

投稿者 unicon : 2009年10月29日 12:38