2008年01月30日
GPCでアカデミック・スキルを習得しよう
ロンドン大学の1校、University College London のLanguage Centreで毎年4月から夏休み返上で、5ヶ月間ぶっつづけで行われる大学院進学希望者の為に準備コース、GPC。
ここで学習するのは、大学院でサバイブする為のアカデミック・スキルです。
ではアカデミック・スキルってなんでしょう??
例えばスピーキングのクラスでは
「私の趣味は○○です」とか、
「先週末何をしましたか?」等の日常会話は一切やらず、GPCのそれは、プレゼンのルールやセミナー(ディスカッションのようなもの)の仕切り方、聞き手である場合、話への割り込み方なんかをやります。
リスニングは、よく民間の楽しい語学学校でやるような「今話題のSitcom(=situation comedyの略ね。フレンズ等の連載モノの番組の事です。英国でも平日の夕方や夜にやってますよ~)のビデオを使ってリスニングの練習だー♪」とか楽しいものはなく、実際にレクチャーを受けてそのノートの取り方が主な内容です。
リーディングもハリポタのような楽しい(?)読み物はなく、様々なバックグラウンドの生徒に合わせて社会学やら経済学やらからテキストを持ってきて、効率的に(そして早く)アカデミックな記事を読み込む訓練だし、はたまたライティングに至ってはAll about エッセイ(論文やレポートね)の書き方で、英国大学のエッセイのルールやら、使ってはいけない単語やら好ましい単語やらを叩き込まれます。
え?全然楽しくなさそうって?
そうですね、フツーの語学学校を基準にしちゃうと楽しくないっちゃ楽しくないですね。
しかし、放課後にスポーツやったり、映画の日なんかもあったりでSocial programmeは充実してるし、忙しい合間をぬって小旅行にも連れていってくれるし(日帰りだけど)、それなりに楽しい企画も用意されてるんです。
でも、GPCやってる間は(あ、私、GPC行ってたんです)、「課題も多いし~、超大変~っ」と思っていたのだけれど、大学院(MA)のコースが始まったら「GPCなんて大したことなかったわね、ふふ」ってくらいに大変だったので、GPCでの学習はMAへのウォーミングにもなるってワケです。
それに私的には、ルールが分かってくるとだんだん上手にアカデミック・エッセイが書けるようになり、チューター(先生)から褒められたり(UCLの講師陣はホント褒め上手よっ♪)してはっきり言って楽しかったです、GPC。
そういうワケで、英国大学院に行くのならば、質のいい機関での事前トレーニングは必須ですよっ!
GPC他、UCL Language Centreが提供しているコースについてはこちら。
投稿者 unicon : 15:39
2000年02月01日
Graduate Preparatory Course -木谷 真貴さんの留学体験記-
授業で大いに役立つ日本の一般教養
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私が入学した予備コースは、さまざまな学部や学科への進学に対応できるよう、自然科学や人文科学、時事問題、文学、芸術など幅広いトピックを使っての英語授業がありました。授業を理解するには、日本語で身につけている一般教養が大変役に立ったと思います。一般教養や得意分野、雑学、趣味など、知識は多ければ多いほど、余裕や自信につながると思います。
予備コースの授業は、月曜日~金曜日までの10:00~13:00、14:00~16:00までです。予備コースは全部で20週ほどです。そのうち最初の5,6週は文法(前置詞、助詞、冠詞の使い方、時制など)と作文練習(150字から700字へと徐々に長くなっていく)、発音練習、読解です。中盤からは作文(エッセーを書く練習)に重点が置かれ、リスニングの練習は大学のレクチャー形式で行われます。最終段階では、プレゼンテーションの練習もしました。
中盤にはクラス再編成のための文法テストがあります。頻繁に出る課題の作文(エッセー)は、トピックの長さ、提出期限などが細かく指定され、たいへんハードでした。もし授業についていけなくなったら、ペースを落として年内の進学をあきらめてもう1年頑張るか、英語力があまり要求されないコースへ転換するのも、ひとつの方法だと思います。作文の添削やわからないことが質問できる個人指導の時間も設けられているので、利用するとよいでしょう。
予備コースの修了証書をもらうには、必要な時間数の出席と、コース最終に行われる試験で一定以上の成績を修めることが必要です。コース修了後、学部生になる場合、コース修了時の成績を審査基準にしないところやIELTSを基準にするところなど、各大学や学部によって異なります。中には、大学から入学許可さえもらえばコースの修了証書を必要としないところもあります。私の場合は、願書を出した大学の付属の語学学校の予備コースだったので、最終試験の成績がそのまま合否の基準になりました。
外国人扱いされないロンドンは気楽
予備コースは、それなりに費用はかかりますが、カリキュラムの構成はとてもよくできています。さまざまな母国語をもつ留学生に、イギリスの大学で通用する英語と論理を、短期間で効率よく指導するシステムが確立されていると思います。でも、英国流のおおらかさ(いいかげん?)、または個人責任主義(いいたいことややってほしいことは、ちゃんと主張する)などによって、初めの頃は学校に対してストレスを感じることもありました。
ロンドンは便利で活気のある都会。落ち着いた雰囲気が味わえる場所もあるし、心安らぐ自然もあります。夏は公園での散歩が気持ちよくてオススメ。公営のテニスコートもあって、安く借りることができます。それに、さまざまな人種が暮らしているため、外国人として注目されることもなく気楽です。大都会の常として、人々は互いに無関心ですから、気楽な反面、孤独にもなりがちです。
私は現在も英国に滞在中ですが、日本に帰ってこの経験を生かせる仕事についたとき、きっと「留学してよかった!」と思えるでしょう。
*木谷さんのプロフィール
日本の大学を卒業後、1999年4月から1999年9月まで、Londonのユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのGraduate Preparatory Courseに留学。予備コース修了後は、Master of Research in Library and Information Studies at University College London , University of London に入学。
投稿者 unicon : 10:55