2004年06月07日

ナイナイづくしの日本の学生

「何が無駄だったかといえば日本の大学・・・通ってたあの時間と金を返してほしいヨ」
「日本の大学在学中はとにかくバイトとサークルの毎日。これでいいのかな~と思っていたら案の定就職なんてなかった」
「勉強する学生もいるけど僕はそんな強くないのでツイツイ皆に流されてしまった」
「とにかく就職はしたけど別にやりたい仕事でもなかったので辞めた。ていうかやりたいことなんてないし・・・」
「日本の大学に行ってたお蔭でホントにバカになっちゃった」

・・・これ、まぁそうそうたるコメントたちであるが、じつはすべてこのごろ増えている大学院留学生(つまり多くは日本の大卒)のもの。
皆、口を開けば似たり寄ったり、おしなべてこんなコメントを発している。
そんな大学生活を送るのは自覚と努力が足りないからだと思うのだが、なかなかどうして、これが現実なのだ。

日本の大卒の学力低下が社会で論議されて久しい。
曰く漢字を知らナイ、文章が書けナイ、計算ができナイ、果ては挨拶ができナイ?!
増してや英語なんてとんでもナイ!!
ないないづくしもいーとこである。
その割には学生諸君、欲だけは旺盛で、金持ちになりたい、新橋のガード下で酒を飲みながら愚痴っているリーマン・リー子にはなりたくない、東京であれば港区・品川区・目黒区あたりに住みたい、外国を飛び回るようなカッコいい生活をしたいなどと抜かす。
そんなタイタイづくし、私などは「お前のタイタイなんてタイに行ってタイの刺身を食ったら身がスカスカで全然つまってなかった、みたいなそーゆーレベルだ!」と言ってやりたいが、日本の大学当局はどうもそういう態度ではないらしい。彼らは昨今の学生気質に迎合するかのように、目の覚めるような豪華なキャンパスや高級レストランと見まごうような学食を作り、今流行の言葉や横文字まじりの「何かカッコよさそうな」学科を次々と開設する。まさにスカスカ、中身詰まってナシ、である。そしてそのような環境のなかで無為徒食の毎日を送った学生は4年後、冒頭のようなコメントを発するにいたるのだ。ま、学生が学生なら大学も大学、こうまでなれば痛し痒しというところか。

ただ、4年後にこのような意見を持てる学生はまだマシというものであろう。
そんな若者にとって、日本の大学にいかないのは賢明な選択かもしれない。未知の世界での生活は日本でたるみきった毎日を送っていた学生たちには全てが驚きと緊張の連続だし、勉強だってどんなに適当な成績でいいからといっても、少しはやらないとここ英国の大学ではついていけない。何よりも全てがエーゴなんだから、普段ほとんど使ってなかった頭を使う。治安のことを云々する人もいるけど、夜中の渋谷や歌舞伎町や池袋に出かけていることのほうがよっぽど怖いに決まっている。外国大学なんか出ても認められないし就職もないよという人もいるけど、日本の田舎の役場や信用金庫に勤めるのが目的(そんな人あまり多くはないと思うけど)であればまだしも、エーゴが使えたほうが生きていく世界が広がるに決まっている。
それやこれやで未だに日本の中で受験勉強に励み、大学のブランドにこだわる日本の抵抗勢力の皆さんに告げたい!!

“日本の大学にいかないことも選択肢だ”って。

ウン、これは間違いない!!

投稿者 unicon : 2004年06月07日 22:42