2006年08月02日

日本の留学業界は怪しい!?

日本の留学業界ってけっこう怪しくて胡散臭い。へたなエージェントに捕まると
夜討ち朝駆けの勧誘を受けるし、手数料はボッタクられるし、挙句に紹介された大学は
別にエージェントなど通さなくても誰でも入れそうところだったりする。

そんなエージェントを経由し、来英した学生たちは現実を目の当たりにして被害妄想と
猜疑心に苛まれ、悶々とした毎日を送っている。
そんな嫌な思いを抱えながら留学生活を送った学生が増えれば増えるほど本来は
素晴らしくあるべき留学が誤解されるばかりでなく胡散臭くなる。そこで今回日本の
留学関係者からの非難を覚悟で思い切ってその問題を取り上げたい。

まず胡散臭い(怪しい)留学機関やエージェントの営業手法としていくつか典型を取り上げたい。
1)まず金を請求するエージェント
大学入学申し込みと同時に審査も入学許可もないのに社内為替レートで計算された
日本円で割高な授業料を請求された。

2)希望大学を変更させるエージェント
どこの大学でも無料で受け付けるというので、ある大学の申込みを依頼したら
そのエージェントが提携する別の大学の申込むようしつこく勧誘された。

3)日本で準備を強調するエージェント
日本で事前に準備する方が安上がりで安全だと強調され、英国へ行く前に100万円以上も
する準備コースに入学させられた。

4)安全確実を売り物にするエージェント
入学や進学保証をやたらと強調された大学は現地では誰でも入れ、金があって生きていれば
卒業できるようなところだった。

5)とにかく長い期間のコースを勧めるエージェント
語学学校の申し込みをしようとしたら学生ビザが取れないと散々脅され1年近くの
長期間コースを申し込まされた。

とまあ今まで色んな学生の話を聞いたことを並べてみた。これ以外にもインターンだの
ワーキングホリデイだの何となく仕事しながら勉強できるような一粒で2度おいしい式の
言葉を並べ立た留学プログラムは単なる肉体労働中心の人身売買のようなものだったりする。
このような胡散臭く怪しい留学業界が存在できるのは、留学が特別なことで障害がたくさん
あったほうが何かと好都合な人たちの思惑によるところが大きい。
確かに特別で障害がたくさんあることにすればそこにはさまざまなビジネスが発生する。
だが実際は鎖国時代でもあるまいし、留学はそんなに特別でもないしさしたる障害もない。
また少子化が進む昨今多くの学生が海外留学することで客(?)を取られる日本の教育機関に
とっては留学が特別で障害が多いというイメージは渡りに船でもある。
しかし日本社会の国際化の流れは留まることを知らず現実には外国大卒や
留学経験者の活躍の場は急激に広がってもいる。

能力ある人が自分の夢や希望をかなえるために海外へ行くというのは
何も野球やサッカーの選手に限るものでもないし、どちらかと言えば普通の日本人にとって
将来の展望を拓くという意味で大きな福音でもあるのだ。ただこのような留学の実情が日本では
表に出にくく、そのリスクや弊害に注目が向くケースが多く見て取れる。

例えば北朝鮮からいつミサイルが飛んでくるかも分からない(っていうかすでに飛んできている)
今の日本がすご~く安全な国だと妄信する一方で英国の治安などをやたらと気にするといった
矛盾に満ちた発想は、そういった留学に対するネガティブ・キャンペーンが多分に影響しているように
思える。そんな社会が怪しく胡散臭い留学情報や業界を生み出している背景にあるのかも知れない。

投稿者 unicon : 2006年08月02日 10:22

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