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2012年10月23日

【この人に聞きました:メディア掲載】File14. 十鳥由比さん

シティ大学の大学院でMA Culture, Policy and Managementコースに留学された十鳥由比さんが、マガジンハウスが発行する大人カジュアルマガジン「Lips」で紹介されています!

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以下、記事の内容です。


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長年の夢を果たした留学で目標達成を目指す

「外資系企業でPRとして10年以上働いていいたので、英語はできる方だったのかもしれません。でも、外国人の上司に対して、理論的に物事を説明できない自分がいて・・・。英語力だけでなく、彼らを納得させるだけのコミュニケーション能力を手に入れたいと思っていました。また、短大卒業だということで思い通りの就職活動ができなかったこともあり、どこかで学歴に対してコンプレックスをもっていたのかもしれません。」

そう語るのは、プラチナ・ギルド・インターナショナルにてPRマネージャーを務める十鳥由比さん。彼女を留学に踏み切らせたのは、世界的な金融不安をもたらしたリーマンショックだった。

「急激に高級品が売れなくなって、大幅に予算もカットされたんです。こんな金額で何ができるんだろうと・・・。今なら退職金も出るし、夢だった留学をしようと決意しました。当初は語学留学を考えていましたが、コンサルタントに大学院留学をすすめられ、シティ・ユニバーシティ・ロンドンのアートマネージメントコースを受験することに。希望コースに入学するためには、英語検定で高いスコアを取ることが求められました。そのため、9月からの大学院の前に、4月に渡英して受験準備コースで学ぶことに。普通よりは英語ができると思っていたけど、なかなか思い通りに求められるスコアに達しなくて・・・。必死に勉強しました。自分のお金で留学したから、1円も無駄にできなかったし、ここで頑張って大学院に入学して、今までにはない経験が得られるという思いが強かったです。」

猛勉強の成果もあり、晴れて希望コースへ入学。アートマネージメントを選択したのには理由が。

「仕事柄、アーティストやクリエーターと接することが多いです。不況のなか、企業が彼らをサポートするすべがないかを大学院で学びたかったんです。」

そして帰国後の現在は再びPRの仕事に復帰。

「語学力のアップはもちろんですが、留学して一番良かったことは、論理的に物事を考えるクセがついたことですね。考えるよりまず行動していたことが、冷静に分析してから着手するようになりました。プレゼン能力も、確実に上がったと実感しています。大学院のコースやインターンシップなど、現地で得た人脈も、留学したからこそ手に入れられた財産です。」

得たものが多かった留学。でもそれはゴールではなく、目的を達成するための通過点だと考えているそう。

「留学前から考えていた、企業がクリエーターのサポートをどうすべきかを模索中です。今はネットワークの再構築と現状把握にいそしんでいるところです。」

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十鳥さんはロンドン留学中にも英国ダンスカンパニーにコミュニケーション・マネジャーとして務めていました。
その時の体験談はこちらです。


投稿者 unicon : 12:45