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2010年03月10日

~フォト・レポート~ File.3 相川光子さん 2月報告

2月4日は冬休み明けからの課題の締切日でした。今回もアニメーションで、絵を描き加えていく方法と、イラストレーターで画面の中の人物を増殖する方法で作成しました。

2月9日、夕飯前にショーを観ました。ステイ先のお嬢さん(7歳)が台本を書き、坊や(4歳)がお嬢さんのプロンプターで台詞を聞き、バンパイヤを演じました。後半はお嬢さんが歌いながら踊り、ミュージカルとなっていました。BBCのニュースではこのところ、トヨタのプリウスのリコールがメインです。

2月10日にUCL(ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン)のSlade School of Fine ArtのPortfolio Review(作品審査)がありました。朝、作品を学校に置いて、審査が終わる夕方に引き取りに行き、結果がよければ、後日に面接日が通知されます。
朝の搬入時も夕方の引取時間も長蛇の列でした。クラスの子の話では入学数は約50人、応募数は2000人位だそうです。
この大学の結果はUCAS(大学入試機関)から不合格と通知されました。
2月11日、クラスの子が出展している展覧会に行ってきました。美術館が開催している展覧会とは異なり、すがすがしさを感じました。リトアニアの子はビデオ作品”The Same but Different"を展示。4人のクラスメイトが念願、願望を一つの会話の様に語り、次々と4人が映し出され、同様な内容をしかし異なる表現で語ります。当初のフィルムは背景が無機質(学校のスタジオの壁)で、共通性が明解でした。最終作品は4人が異なる背景(日常生活)のなかで自分を表現していて、作者の意図に合った、興味深い作品になっていました。
お父様がドイツ人、お母様がイギリス人の子は”Night Shift Mantra"というdrawing(1.2x1.2mに緻密な線画)を展示していました。会場はEuston roadのThe Crypt Gallery St. Pancras(教会の地下)です。21作品が展示されていました。今日はPrivate Viewで夕方の6-9時の開場です。たくさんの人が来ていて、帰り際には人をかき分けて出てくるほどの盛況でした。

2月14日にトラファルガースクエアでチャイニーズの新年の催物があると聞き出かけて行ったら、次週でした。チャイナ・タウンは大変な混雑で獅子舞が各商店を回っていました。2月21日に再チャレンジでトラファルガースクエアに出かけた所、大変な混雑でした。獅子舞、龍の舞、各民族舞踊、アクロバット等々が特設舞台で演じられ、見ごたえがあり、楽しみました。

2月15日 最終課題(3/15-5/15)案の締切で、午前にグループ・ディスカッションがありました。自分で好きなグループに入り、1人5分で自分の計画を発表し、その後の5分間にみんなからの意見を聴きます。

2月17日 タブロイド紙でLADY GAGA(レディ・ガガ)がBrits(英音楽賞ブリット・アワーズ)を3賞受賞、still wearing the heavy headgear(でっかいかつら?)をかぶっていると報道されていました。
UCL(ロンドン大学)の建築学科のビデオにコマツのブルドーザが映っていました。世界一のトヨタ同様、世界2位のコマツもロンドンでもご活躍と感心しました。

2月20日にバンクーバー・オリンピックのスケルトンでAmy Williamsが金メダルになりました。冬季オリンピックでの個人の金メダルは30年ぶりだそうです。子供たちはDSでオリンピックのゲームを楽しんでいます。

2月23日は、ウエストミンスター大学(採用枠42人)のPortfolio Interview(作品審査・面接)が午前にあり、午後はCSM(今通っている学校)のPortfolio Review(作品審査)に行きました。当日結果発表のCSMは不合格でした。UCASを通して出願した大学(5大学まで出願可能)の残り1校の面接が3月1日です。

12月に会員になったTATE Gallery(テート・ギャラリー)から冊子が届きました。年会費50ポンドで特別展(有料)がすべて無料、会員用室の利用、季刊の機関誌が送付されてきます。2010年春号はヘンリー・ムーア(テート・ブリテン)、デクスター・ダルウッド(テート・セント・アイヴス)、アーシル ゴーキー(テート・モダン)などの記事が掲載されていました。

ナショナル・ギャラリー


2月14日ナショナル・ギャラリーから見たトラファルガー広場。
冬でも観光客が多い。


紙の龍を売る(左)、購入する親子(右)


各商店を回り舞う獅子


2月14日の中華街の混雑


2月21日のトラファルガー広場での特設会場。
獅子舞が3m位の高さの棒の上を飛び渡り歩いて、喝采を得ていました。前後の足を2人で分担。


トラファルガー広場で舞台をみる観客、後方はナショナル・ギャラリー。


投稿者 unicon : 14:08

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