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2010年07月31日

~フォト・レポート~ File.3 相川光子さん 6月報告

こんにちは。

メールを書くので日本の状況を確認したら、首相が6/11にすでに交代していた。鳩チャンがやめるということだけ聞いていたけれど。自分の情報収集の怠慢さを反省すべきか、ころころ替わる政権をなげくべきか?トップはたいして力がなくても国民の良識で運航していく国でよろこばしいかと、今日の英語のクラスで再認識しました。個々人がしっかり、自分の責任をまっとうするのが日本の底力。
英語のテキストがチップの話題で、タクシー、レストランでは何パーセントが適切か、その他の国の状況、また、ある国ではチップは気分を害する(日本やニュージランド)とありました。ロシア人の学生が警察官にもチップをあげると話され、ほかの学生が爆笑。だからロシア政権の力が強固なのかと妙に納得しました。ちなみに、日本ではレストランでもホテルでも、シェフや皿洗いなどみんながそれぞれの仕事をするから、接客している人にだけチップを渡すのは公平でないと説明したら、みんな感心するのに、こちらが驚きました。


5/22 Walk London<http://www.walklondon.org.uk/default.asp>の無料ガイドウォークのイベントのひとつ、リトル・ベニスからカムデン・ロック(2時間30分)に参加しようと出かけたら、乗り換えをした地下鉄が信号故障で集合場所のウォーリックアヴェニュー駅の1つ手前までしか行かないと車内放送あり。

朝、ルート検索した際家からの最寄駅では今日と明日は地下鉄は運行していないのを確認したが、出かけたその先で突然にターミネイト(終点)するとは予想外。
パディントン駅から集合駅へ歩いたが20分遅れで到着。当然、誰もいませでした。ガイドさんなし、解説なしの1人旅にしました。

リトル・ベニスは3方向からの運河が合流した1辺が100mくらいの三角のおおきな水たまりです。ここから北東へ運河に沿って歩きます。エッジウェア・ロードまでは運河岸はプレイベートとなっており、たくさんのハウスボートが繋留されています。ようやく運河岸を歩けるようになったら、超でかい白亜のマンションが向こう岸に並んでいる光景。どなた様のお宅?プリンス・アルバート・ロードとアウター・サークルの間で、リージェント・パークの南側です。ロンドン・ズーの間を動物を観賞する人々を眺めながら通り過ぎると、運河は左に曲がり、ほどなくカムデン。だんだん人が多くなり、特にカムデン・ロック手前の橋は大混雑。カムデン・マーケットも、付近の道も人だらけ。


リトル・ベニスからすぐのハウスポート群と私有と書かれた看板のある門。


連なる大きなマンションと観光船。


個人のハウスボート(左に見える散歩中の犬が吠えている先を見ると犬が乗船していた)
とその後に観光用の船


カムデン・ロック手前の橋。


橋の上から今来た道を振り返る。


 
5/23 昨日は遅刻したので、Walk Londonの2日目にぜひ参加しようと張り切った。30分も前に集合地に到着。ロンドン北部のハイ・バーネットからコックホスターの2時間コースです。高台のため、眺望は抜群でした。昔はエリザベズ女王の狩猟地、その昔は1471年のイースターの日曜の戦場地the Battle of Barnet on Easter Sundy http://www.battlefieldstrust.com/resource-centre/warsoftheroses/battleview.asp?BattleFieldId=5 だったそうです。薔薇戦争って高校の世界史でならったことを昨日のことのようにガイドさんが説明し、参加者はヨークが勝ったなどと話していました。


5/24  語学学校の無料の英語教室に参加。無料の理由は英語教師育成コースの学生の実習のためです。レベル別に2クラス(初級、中級クラス)が月~金の13:45-16:00の2時間あり、当日の自由参加です。受講生は曜日によって14人から8人と変化します。実習講師陣は5人で 1日に2-3人が交代で1月間。教師がいろいろな国や地方のご出身なのでさまざまな英語が聞けるのが利点とはクラスメイトの説。無料なので学生は来たり、来なかったりかと思ったら、みんな毎日通ってくるので、大学生よりまじめと感心しています。

6/1 学校に行って、成績表を受け取る。最下位ながら(pass)修了、よかったです。良いほうからdistinction、good、passだそうです。


6/23 ウインブルドンのテニス:フェドラーが1回戦で2セット負けて、3セット目も負けそうな勢いで、テレビを楽しく観戦。フルセットの試合が2ゲームス・アップになるまで対戦するので59対57の10時間以上の大戦。
一方では「サッカーのワールドカップにイギリス人は集中しているので、テニス観戦は空席あり」の写真も報道されていました。

6/24 女王陛下がマーリーの試合を観戦にいらしたと報道。毎日、自分の好きなスポーツを生活時間のなかでテレビ観戦できて楽しいです。ちなみに、ワールドカップでは、イングランドの旗を掲げた車や家を見かけます。もちろん、パブもです。
今日は、日本が3-1でデンマークをくだして、最良の日でした。

仕事がらみでは、Antony GormleyのTest Sites <http://www.whitecube.com/exhibitions/Antony%20Gormley> とエルネスト・ネト Ernesto <http://www.haywardgallery.org.uk/>に行ってきました。ゴームリーの四角パイプで構築した作品が暗闇の中で浮き上がってくるのに対して、ネトはやさしい色のナイロンと木のパネルを使って曲線で構築した作品で、まったく違ったかたちと受け取れるインスタレーションでしたが、どちらも身体から生じて、鑑賞者が作品の中に入り込み異次空間を体験するといるのが共通点だと思いました。

投稿者 unicon : 14:13

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